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言葉は心の宅配便

掲載日: 2018年9月25日(火) | おひさまだより

「こんにちはー!お届け物です。」

宅配便が届きました。

包み紙には《愛をこめて…》と書いてあります。

開けてみると、中から出てきたのは……

 

腐ったゴミやトゲトゲボール、ボロの服……

なんとゴキブリまでいます。

もらった人はいったいどんな気持ちになるでしょう?

 

 

もう一つ荷物が届きました。

外には何も書いてありません。

でも開けてみると………

 

とてもきれいな宝石やかわいいお花がびっしり!

素敵な香りも漂っています。

 

 

さて、受け取った人は、どんな気持ちでしょうか?

あなたなら、どちらをもらいたいですか?

 

この宅配便は、お母様が毎日子供に(周りに)届けている言葉です。

愛をこめているつもりでも、実際子供が受けとっているものは、

心が苦しくなるものばかり…ということはないでしょうか?

 

実のところ、私達は自分の言葉がどんなふうに届いているのか、

あまり意識することはありません。

自分が感じた通りに相手も感じるはずだと、誤解しているからです。

朝起きてから、夜眠るまで、子供にかけた言葉を全部思い出して、

チェックしてみましょう。

 

「早くしなさい!」「いいかげんにしなさい!」「またまちがえた!」

「何度言ったらわかるの?」「〇〇ちゃんはできるのに、なんであなたはできないの!」

 

いくら心の底に愛があっても、こんなゴミのような言葉を届けていては、

本当の愛は伝わりませんよね。

 

良寛さんは、「和顔愛語」を心がけておられたそうです。

゛私は貧しくて何も持っていないけれど、ニコニコ笑顔と優しい言葉なら

いつでもあげられるよ”という意味だと教わりました。

私たちも、常に和顔愛語で、本物の愛の心を宅配出来たら…

周りも子供達も世界も…少し変わるかな?

 

竹石むつこ

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