- 掲載日: 2011年10月24日
ちょっと前のことですが、TVで「マルモのおきてスペシャル」というドラマを見ました。今回は山梨でぶどう園を営んでいる、マルモの後輩の家を訪れるお話です。後輩家族は、目下家族がバラバラになってしまうかも知れない大ピンチのさなかにいます。理由は、その家族のお母さんが子どもの将来を気にするあまり「こんな田舎じゃダメ。東京でなければ!!」と二人の子を連れて実家に帰ってしまったからです。子供達は、そんな父と母の仲が心配でたまらず、願かけをします。「ママとパパを嫌いになりませんように。家族がずっと一緒にいられますように・・・」状況を知ったマルモは、その母に言います。「何が正しいかは分からない。だけど、未来を創るのは、“幸せな今”なんじゃないかな?」
-私たちは、時々この母と同じような間違いをおかします。未来が心配で、今が全く見えなくなってしまう。子を愛し、幸せな未来を与えてやりたいと願っているはずなのに、苦しく辛く不安な現在を過ごしてしまっている。何かおかしくないでしょうか?未来が不安なのは、今を大切に生きていないから。幸せって、未来に燦然と輝く大きな宝をゲットすることではなくて、今足元に落っこちているちっぽけなカケラを一つ一つ集めて、モザイクのようにていねいにそれらをつなぎあわせていくものかも知れません。ある日気がつくと、そのモザイクが素晴らしく美しい作品に仕上がっている。
一つ一つの“今の幸せ”なくして、豊かな未来はあり得ないのです。
竹石 むつこ




