突然ですが、右の絵をよ~く見て下さい。
何に見えますか?
意地悪そうな老婆?それとも…若い貴婦人の横顔?
これはかくし絵としても有名ですので、見たことのある方も多いでしょう。
はたして正解はどちらだと思いますか?
ピンポ―ン!!
そう、正解なんてありませんよね。
この絵は、見方によって、老婆にも若い女性にも変わるのです。
要は、どこをどう見るかだけの違いで、
同じものが美しく見えたり醜くなったりします。
つまりー見方を変えると世界(価値観)は大きく変わるのです。
これは、何にでも言えることですよね。
ただのつまらない石ころだと思っていたものが、
すごい宝石の原石だったり、
近所のダサイおじさんだと思っていた人が、
実は高名な大学教授だったり……
実は、世の中のすべての物事には、
自分の見ている面とは全く違う別の面が必ずあります。
(なのに私たちは、たった一つの面しか見ていない)
それに気付くと、世の中は2倍にも3倍にも広がります。
もし、あなたが何かで苦しんでいたとしても、ちょっと見方を変えてみると、
全然違う状況になるかも知れないのです。
(自分の子がダメだ、ダメだと思っているお母さん!
どこを見てダメだと言っているのかな?
違う見方をしてみたら、
いいところがいっぱいあるんじゃないのかな?)
今までとは違う目で、子供やまわりを見てみませんか?
価値を広げてみませんか?
すご~く不運だと思ったことも、実は幸運の始まりかも知れない。
すべての出来事を大きく、広い目でも見られるようになると、
きっと毎日がワクワク楽しいことばかりになるのでしょうね。
竹石むつこ