ほんのちょっとでも、
「私はあまり幸せじゃないわ」とか
「私はついてないなー」なんて
感じておられるとしたら…
それは大きな誤解かも知れませんよ。
<もしも世界が100人の村だったら>
という本があります。
(ぜひ読んでネ‼)
この本によると、
―100人中80人はまともな家がなく、
70人は文字が読めないそうです。
また、100人のうち、
大学教育を受け入れられるのはたった一人、
そして、コンピューターを持っているのも
一人だけだそうです。
その内容はこう続きます。
もし、冷蔵庫に食料があり、着る服があり、
頭の上には屋根があり、寝る場所があるなら、
あなたはこの世界の75%の人たちより裕福で
もし、銀行に預金があり、財布にもお金があり、
家のどこかに小銭の入った入れ物があるなら…
あなたはこの世界の
最も裕福な8%のうちの一人です
…と。
世界中の人から見たら、私たちのこの生活が
最高にうらやましいものだったなんて
知っていましたか?
今、私達はこの豊かな日本の中で、
食べる物にも困らず、当り前のように教育を受け、
命をおびやかされることもなく過ごしています。
この上、何が不足で何が不満で、何が不安なのでしょう?
私達は、日常の生活に意識が埋没していると、
本当に些細なことで、落ち込んだり、
不安になったりしてしまいます。
子供がごはんを食べない、
言うことをきかない、
人より計算が遅い、
偏差値が下がった、
嫌な人と同じクラスになった…etc
悩みや不安は尽きません。
けれど、そんな時はちょっと意識を変えて
「ああ、こんなことで悩めるなんて、幸せなんだな!」
と考えてみませんか?
今、ここにこうしていられることの価値を感じてみると、
現実の世の中は、かなり違って見えるかも知れませんよ。
竹石むつこ