とても便利な時代になりました。
家事関連だけを見ても、
掃除機、洗濯機が働いていてくれ、
料理はレンジでチンすれば 終わります。
50年前、昭和前半の主婦の家事負担を考えると、
まるで天国です。
私達はすっかり、
『早くて簡単な』生活が当たり前になり、
『手間ヒマかかって大変な』作業など、
知りもしないし、できなくなってしまいました。
便利なことは、良いことです。
労力も時間も節約できます。
でもその裏で、確実に失われていく能力があるのです。
人間としての能力を存分に使い、
じっくりと鍛え、
脳を進化させてゆく能力です。
特に 生まれた時既に 便利な世の中だった最近の子ども達は、
明らかに手先が不器用で、
面倒なことを嫌がる傾向が強いため、
将来 学習に不適合をおこす子が増えるだろうと、
危ぶまれています。
我が子の能力を高めたいご家庭は、
どうぞ子ども達に
手間ヒマかかる 面倒な作業をいっぱい体験させてください。
雑巾がけ、靴下洗い、ギョウザ作りetc…
家事は能力開発の宝庫です。
スローで不便で苦しい作業をやり遂げた後の
喜びを知るこの将来は、確実に明るいのです。
竹石 むつ子