・子ども達の能力開発を考える時、
最も必要な要素は何だと思いますか?
それは、言葉です。
(もちろん、身体や心の成長が伴ってのことですが…)
人の知性は、言葉で成り立っています。
言葉を知り、上手に使いこなすことができると、
知的能力のレベルは 格段に上がるのです。
学習においても、小学校低学年までの言語獲得数が
その後の成績に 大きく影響することがわかっています。
ぜひ 子どもには、豊かな言葉の世界を与えましょう。
では、実際、何をすればよいのでしょう?
第一に、話すこと。
親子の会話が多い家庭は、
子どものコミュニケーション能力が高くなります。
次に読み聞かせや読書、辞書読みで、
文字や文章表現に触れる機会をたくさんとります。
詩や俳句、百人一首なども、美しいリズムや表現を
体感する 素晴らしい題材です。
他に、歌を歌う、音読をする。
料理や洗濯など話しながら、
家事手伝いをさせることも効果的です。
簡単にできることから始めましょう。
竹石 むつ子