つつじの花の美しさに、
思わず笑顔がこぼれる季節になりました。
梅から桜、つつじ、バラと続く花の饗宴に
心はワクワク、幸せと華やぎを頂けて、
本当にありがたい 日本の春です。
4月になり、園や学校そして教室も、
新学期がスタートしました。
春休みが明け、久しぶりに会う子供たちは
皆、とてもエネルギッシュでキラキラ輝いて見えます。
今まさに子供達は『春の時代』を生きているのだなぁと感動します。
人生80年を4つに分け、春夏秋冬をあてはめると、
20才迄の子供たちは、ぐんぐん伸びる春の状態です。
20才からは活動、活躍の夏、
40才からは実りと収穫の秋、
そして知足と安息の冬に入り、
次の春へと繋がっていきます。
私達、夏・秋・冬の大人の役割は、
春を生きる子供達に
安心して伸びることのできる場所と
栄養を与えることです。
子供達が必要な栄養は食べ物だけでなく、
大人が持つ知恵・知識・技術・経験・感情・感覚
何でもOKなのです。
様々な人から与えられた 多様な栄養を組み合わせ、
子供は自分だけの花を咲かせます。
私達大人の命は
子どもの花に 引き継がれていくのです。
竹石 むつ子