・知力、学力の基は、言葉力です。
言葉を正確に聞き取って理解し使えないと、
知的能力は付きません。
小学校の学習で言えば、言葉力がないと、
国語だけでなく、算数も社会も理科も わからなくなってしまいます。
なぜなら、
学習は 全部言葉で説明されるものだからです。
また、これからの社会で活躍するには
思考力が必要だと言われます。
この”思考力”も、言葉を知らなければ育ちません。
人間は、言葉で考えるからです。
言葉の獲得は、年令が小さい程 たやすくできます。
9才までは、できるだけ多くの実体験と共に、
言葉をインプットすることが大切です。
身体の感覚と同時に 触れた言葉は、
意味を体感でとらえることができるので、
覚えやすくなります。
覚えた言葉を 使える言葉にするには、音読がおススメです。
音読は、言葉力(国語力)を伸ばす 最短・最強の方法です。
文字を目で見て、声を耳で聞いて、口を動かすことで、
複数の感覚を同時に使うため、
身体に染み込み、自分の物にしやすいのです。
童謡でも俳句でも
詩でも古文でも 絵本でも教科書でもよいのです。
ぜひ音読をして、言葉を”ひびき”ごと自分の物にして下さい。
竹石 むつ子