一年の終わり、そして新年の始まりが近付いて来ました。
あっという間の一年間。
私は この一年間を 有意義に過ごすことができたのだろうか?
毎年 反省するばかりです。
子供の頃に 母に言われた言葉が ずっと心に残っています。
『人間に平等に与えられているのは、1日が24時間ということだけ。
あとは、環境も人生の長さも皆違う。だから一日一日を 大切にしなさい。』
人がもし 80才まで生きるとしたら、
365日×80年+20日=29220日だそうです。
少ない感じがしませんか?
私などは、あと何千日しかない!! と あせります。
80年が 保証されている訳ではありませんから、
もっと少ないかもしれません。
この頃は 朝 目が覚めると
『やったー!今日も生きている。仕事ができる。人にも会える。ありがとー!!』
と 思うようになりました。
母が教えてくれたことは、もう一つあります。
『人がしなければならない一番の仕事は、死ぬまで生きること。
当たり前のことだけれど、一日をありがたいと思うと、与えられた一日の質が変わるよ。』
長い時間を無駄に過ごし、
ようやく母の言葉が わかるようになりました。
竹石 むつ子