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生き物としての子供

掲載日: 2024年4月26日(金) | おひさまだより

・桜と共に訪れる別れと始まり。

日本の春は、潔さと美しさを全身で味わえる ぜいたくな季節です。

 

 

 

子ども達もこの季節、卒業や入園、入学、クラス替え、入社など

大きな変化を経験します。

 

 

 

変化の時には、エネルギーが必要です。

体も心も変化への適応に大量のエネルギーを使いますので、

栄養や休息に注意を向けることも お忘れなく!

 

 

文明の発達した社会で生活していると、

つい人間は自分が動物であり、生き物であることを忘れてしまいます。

けれども、間違いなく私たちは(特に子供は)

地球上の生き物として、自然の生み出すエネルギーと同調しています。

 

 

 

それを敏感に感じることができる感性を、

子どもには是非残しておきたいものです。

 

 

自然の動きを知るには、二十四節気の言葉が参考になります。

暦上で一年は2月の立春から始まり、

3月の啓蟄、春分

4月の清明、穀雨、

そして5月の立夏へと続きます。

春になると土中から虫が顔を出し、

自らのエネルギーでおおきな成長へと動き始めています。

 

 

子ども自身の体から湧き出る力を

どうまっすぐに伸ばせるのか、

 

 

文明の利器からちょっと離れ、

生物の立場で考える事も必要ですね。

 

竹石 むつ子

 

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