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家に本は何冊ありますか

掲載日: 2024年11月29日(金) | おひさまだより

「家にある本の冊数が多いほど、子どもの学力が高い」

これは2021年度の全国学力調査で明らかになった結果です。

(教科書と雑誌を除いた冊数。)

 

 

小中学校とも、

テストの平均正答率が最も低かったのは、

「0~10冊」の家庭。

最も高かったのは、

小学生「201~500冊」

中学生は「501冊以上」の家庭でした。

 

 

この調査では、

子どもがその本を読んだかどうかは問われていません。

単に家庭環境と学力の相関性のみを調べたものです。

 

 

家庭内に当たり前に本がある→子どもが手に取る

→文字にふれる→文字が読めるようになる

→書いてある事が理解できる

→想像・創造力が高まる→知識が広がる

→思考力、問題解決力がつく→学力が高くなる

→人間力が育つ→∞ 

当然のサイクルです。

 

 

それを作るには、まずは

「本が読めなければ、勉強ができるようにならない」

という根本を理解することが必要です。

(教科書を読めない子が多いそうです)

 

 

9才までに、家に本(紙の本)があり

毎日少しでも読む習慣を作ることができれば、まずは安心。

 

 

今年の文化庁の調査では

月に1冊も本を読まない人は62%だとか。

ならば、1冊でも読めば、

「文化資産を持つ38%のグループ」に

仲間入りできるということですね。

 

 

竹石 むつ子

 

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